護符(お札)について



護符(お札)は、人間の本来持っている潜在したパワーを引き出す為の
強力な道具として古来より使用されてきています。

霊符・呪符・神符などと一般に呼ばれます。

中国や日本で本願成就のために古くから用いられてきたもので 、
発祥は古く中国、神や仙人に由来し呪文を書きつけた
霊符呪術のことを意味します。

500種類以上が存在し、その一符ごとに効力が異なります。

その一符ごとに効力が異なるように、
使用方法、取り扱い方法も「常時携帯するもの」
「地中に埋めるもの」など異なる為、取り扱い方法につきましては
十分に注意してください。

使用方法、取り扱い方法を間違えますと、
「護符」の力を十分に発揮することができません。

しかし、護符は人目にふれないようにする為、
あまり見かけた事は無いと思います。

また、願望が成就したら、焼却してしまうことや、
口外しない等によって、絶大な効果があっても
一部の人が知るのみとなっているのが現状です。

また、本当に力のある人が作成した護符の効果は
信じられない力を発揮します。

もし、悩み事があったら霊符は助けてくれます。

叶えたい願いが本物であれば、本当の霊符はその努力に応えてくれます。

護符、守護符、秘符、御札、など多様に呼称される霊符は
しかるべく用いれば災厄や憂患を消滅し邪悪な力から身を守り、
様々な福寿を授けてくれると信じられています。

信じる教義や宗旨によって数多くの概念や謹書の方法が存在します。

これは、その符が属する系統によるものだけではなく、同一の符においても、
それを伝える教義等により、謹書時に唱える 呪文(真言神歌 等々)や
印形等の作法が異なり霊符謹製の際に用いる、
水・筆・硯・紙に至るまで細かく指定されている場合もあります。

例えば、水一つを取りましても、神学的教義におきましては、
天水・露水・湧水・渓水・井華水もしくは、
天之真名井水の手法により謹製された清水を持ちいるとされていますが、

陰陽道における鎮宅霊符謹製の心得に従った場合、

井水・天水・神水・元水 露水・別水・甘露水・乳水・辛水 等を
作法に応じて必要とされる場合や清明水を謹製して用いる場合があります。

また、符によっては御験の解釈や、
符図に若干手が加えられたものも存在します。

これらの手法と作法は、霊符を一符一符を細かく検証すると
かなり多くの数が存在します。

自身で符を謹書するにあたり、これに捉われて頂く必要はありません。
ここで一番伝えたいのは、
あくまで護符の概念が一つではないということだけなのです。

使用法としては、肌身離さず所持する肌守り、戸口や門などに貼る門守り、
寝具の下に敷く敷符などに分けられるし書いた物を
飲んだり燃やしたり川や海に流す場合もある。

明治時代に真言宗醍醐派の行僧「藤崎孝教」による
自著(霊符秘密集伝)に霊符の極意が記されているのです。

霊符の修法次第は一種の密儀となっており真言僧の間でも
ほとんど知られていないのが実情です。

その理由は霊符神の修法が密教の本流に連なるものでなかったのが大きいが
さらに修法自体が口伝のみにて密かに伝えられたため
修法者の数が極めて少ないのです。

 「式神」について


陰陽道で陰陽師が使役する鬼神のことで識神(しきじん)ともいいます。
史上有名なのは安倍晴明が使役したと云われる十二神将です。

十二神将とは陰陽師の占術である式占(ちょくせん)にみられる十二天将で、
「青龍・朱雀・白虎・玄武・勾陳(こうちん)・六合(りくごう)・騰蛇(とうだ)・
天后(てんこう)・貴人・大陰(だいおん)・大裳(たいもう)・天空」に由来しており、
仏教で云われる薬師如来の眷属(けんぞく)である十二夜叉大勝とは別物です。

式神の「式」は「もちいる」の意味で、神をもちいるということになり、
式神という名の神様がいたわけではありません。

ところがいつの間にか密教の護法童子のような一種の
鬼神として考えられるようになっていたようです。

この式神の性格的な面については『今昔物語』では密教での
護法童子や眷属神をイメージさせる神霊的存在ですが、
『宇治拾遺物語』では紙などの無生物が陰陽師の呪力で
生物のように操られています。

無生物に生命を吹き込むなどと言うと,折り紙にした鶴や人形を
川に流して罪を背負ってもらうというような分身的な風習が残っています。

また呪詛に使う人形に、敵人の魂を込めて五寸釘で打ち付けたり、
土に埋めることで相手に何らかのダメージを与える、
というような成功するかどうかは別としても
素人でさえこういう事が出来るのだから陰陽師(プロ)が
無生物に霊力を吹き込んで操ることができたとしても
不思議ではないのかもしれません。